熊本といえば日本三大名城の一つとされる熊本城。町のシンボルで熊本県民の自慢です。2016年の熊本地震で大きな被害を受けましたが、震度7の地震に2度も耐えて、一本足で天守閣を守った石垣の姿は、県民にとって復興の大きな心の支えとなりました。
築城した加藤清正は、建築の神様として、本妙寺に祭られていますが、今も全国から建築業関係者の方の祈願が絶えません。また、建築だけでなく、水害から町や田畑を守るため、河川工事を多く行い、豊かな田畑を築き、地元の農民からも”清正公さん(せいしょこさん)”と慕われ、あちこちで祭られています。
また、石造りで有名なのは熊本城だけでなく、水路を通した”通潤橋”、日本一の大きさを誇る石橋”零台橋”などがあります。その技術水準は高く、日本の石橋の9割は”肥後の石工”が作ったといわれています。
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